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【効果なし?】蓄熱式で脱毛できる原理を超シンプルに解説する!

 

パンダくん
パンダくん
メディオスターってぶっちゃけ効果なくない?ヒゲ脱毛の体験脱毛を受けた時にメディオスターを使ったんだけど全然効果なかったわ!アレってホントに大丈夫?

 

シンプルくん
シンプルくん
同じことを思ってて「蓄熱式脱毛」についての文献を調査したからこの記事にまとめるよ!

 

蓄熱式で脱毛ができる原理

 

基本的なレーザーにより熱を与えるという考え方は同じです。

 

一般的な熱破壊式のレーザーは熱破壊では細胞を破壊させます。

 

一方で、蓄熱式では毛の細胞周辺細胞を熱変性させることで、「サイトカイン」という細胞を活性化させる物質を抑制することで、毛の細胞が非活性化し、毛が育たなくなり、徐々に細くなることで抜け落ちます。

 

熱破壊式:
毛の細胞を熱破壊し、毛の再生機能を喪失させる。

蓄熱式:
毛の細胞を熱変性させ「サイトカイン」を抑制することで、毛の再生に必要な栄養を与えないようにする。

 

つまり、毛に栄養をあたえないことで、毛が栄養不足になり、生えてこなくなるという方法です。

 

なので、ポロポロと抜け落ちません。

 

昔の私はメディオスターNextProを使用しましたが、ポロポロと抜け落ちなかったので効果が無いものと感じてしまいました()。

 

脱毛原理が異なるので、効果の実感の仕方が異なるということですね。

 

 

蓄熱式と熱破壊式の違いまとめ

 

以下に熱破壊式と蓄熱式の特徴を比較まとめしておきます。

 

熱破壊式 蓄熱式
レーザー光の役割 メラニンに熱を与える メラニンに熱を与える
照射時温度(ピーク) 約80℃ 約50℃
標的部位 ・毛乳頭
・バルジ領域
・皮脂腺
・毛乳頭
・バルジ領域
・皮幹細胞
・毛包幹細胞
細胞への影響 熱破壊 熱変性
施術後の効果 再生機能喪失 細胞の非活性化
期待する効果 皮脂腺(開口部)、毛乳頭、バルジ領域の熱破壊による、毛の再生機能喪失 毛乳頭、バルジ領域、皮幹細胞、毛包幹細胞の変性に伴う「サイトカイン」の移動抑制による毛の細胞非活性化
痛み 強い傾向 弱い傾向
照射回数 1発 複数発
抜け方 10日程度でポロポロと抜け始める。 ポロポロとは抜けない。新たに生える毛が細くなっていき、毛周期に合わせて抜けていく。
特徴 一回の照射で標的部位を熱破壊させるため、ピーク温度が高く、痛みが強い傾向にある。
できるだけ毛の毛包外に熱を伝熱させないような設計的な工夫がされている。
4〜5回の照射で標的部位を毛を経由して徐々に熱変形させるため、ピーク温度が低く痛みが弱い傾向にある。

 

 

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